「澄絵の魂チャレンジ旅 準備編」
ふと外を見ると、空が真っ赤に染まっていた。
美しい朝焼け。
写真を撮ろうと表まで出て行く間に、みるみる色が薄れ夜が明けていく。
とうとう、この日がやって来た。
夜中に目が覚めたら、いろいろなことが浮かんで眠れない。
恐怖が湧き上がる。
その恐怖を、黒い球にして転がしていくイメージを繰り返す。
4月からオンラインで取り組んできた、数秘のクラス空龍コミュニティ。
その仲間が集まる機会を用意して下さるという。
日本中、世界各国からも。
みんなに会いたい❗️
何よりここまで導いてくれたるみさん、とおるさんに会いたい‼️
もちろん、申し込まないはずがない。
ところが。
わたしの状況は、実はいろいろそれどころじゃなくて…。
開催地は岐阜。
さすがに日帰りはできないし、旅費だって決して安いとは言えない。
新しいスタートを切ったばかりのおちちやには、すべてにおいてまだまったくゆとりがない。
どう考えても難しい。
やっぱり今回は無理なのかもしれない…。
事務局にキャンセル希望の連絡をした。
でも。
わたしの声が聞こえてくる。
「本当に諦めてしまうの?本当にそれでいいの?最後までチャレンジしないの?」
わたしが答える。
「嫌だ…」
事務局から届いたお返事はあまりにも的を得ていて、わたしが向き合わなければならないものがあぶり出される。
ここは腹を決めるところだ。
本当に本当に、わたしが何を望んでいるかは明らかだ。
その望みを叶えるのか、諦めるのか。
選ぶのはわたしだ。
選んだ後もなお、気持ちは揺らぐ。
覚悟が決まらない態度が、周りに反映される。
るみさんの言うように、大事なのは意図を持つこと。
意図、意図、わたしの意図。
今回のチャレンジでのわたしの最大の目標は、自分の望みを許可すること、そして自分のパワーを体験することだ。
自分自身が創造主なのだと、自分の手で望みを叶えることができるのだと信じることだ。
未来のわたしが、あのときよく選んだねと、諦めずに扉を開けたねと言ってくれるのを思い浮かべながら。
次々に届くチャットのメッセージ。
みんなが楽しそうに盛り上がっている様子が伝わってくる。
わたしだって、思い切り楽しみたい。
神さまどうか、踏み出すわたしをお見守り下さい。
もうすぐ舞浜に着く。
さあいよいよ、旅が始まる。