いただきます〜みそをつくるこどもたち〜

昨日はお友だちのお誘いで、大多喜町にて開催された「いただきます〜みそをつくるこどもたち〜」映画上映会に行って来ました。
どんな映画なのかあまり知らずにいたのですが、始まったとたん引き込まれました。

まだ食物アレルギーの認知もほとんど無いころ、ある保育園の園長先生が、玄米を中心とした和食の給食を取り入れます。
無農薬栽培された玄米ごはん、季節の野菜、魚、豆や豆腐、味噌汁。
味噌は毎年子どもたちが仕込みます。
食べるものでからだは作られる。
当時としてはかなり画期的だっただろうこの方針を貫き通し、数十年に渡りたくさんの子どもたちの心と体を健やかに育てることに生涯を捧げた園長先生。
その志の高さ、芯の強さ、視点の高さ、いのちへの深い愛に胸を打たれました。
数十年間子育てや仕事を通して食に向き合ってきたわたしには、自分の人生に重なるところも多くて、いろいろな想いが溢れて。
その中には葛藤や困難や迷いもありました。
だからこそ園長先生の揺らぎの無い信念には、本当に感動しました。
お米も味噌汁も最後まできれいに食べる子どもたちの生命力いっぱいの姿が、とてもとても尊く思えました。

食べることは生きること、このすべてのいのちに共通している真実をたくさんの人に伝えたい。
食に携わる者として、心新たにおちちやに向かいたいと思いました。
この映画に出会えたことはとてもしあわせでした。
そして、わたしにはとても大きな意味がありました。
できることはまだまだある、と思うことができました。

主催して下さった大多喜のお母さんたち、ハピスタのみなさんに心から感謝しています。
本当にありがとうございました♡
そして来年には続編の上映会があるようです。
ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思います!

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