大切な時間

来春に幼稚園の入園を控えた、3才のなつ。
願書をもらうのは先着順だから、朝早くから並ばないとならないと。
子どもが少なく、小学校も廃校の相次ぐいすみでは考えられないけれど、都会の保育園、幼稚園の席を確保するのは本当に大変なことらしい。
そこで、朝一番の電車で向かう。
出かける娘とバトンタッチで、なつとお留守番。

絵本を読んだり塗り絵をしたり、おもちゃで遊んだり。
いつの間にかなつは一人でおトイレもできるし、洗濯物も上手に畳めるようになっている。
かいははいはいもお座りもつかまり立ちもできるようになって、一人遊びも楽しめるようになった。
姉弟で遊んだり、おもちゃの取りっこをすることも増えてきた。
ますます元気でパワーアップしている孫たち。

午後は、なつと近くの公園へ。
ストライダーをすいすいと漕ぐ。
土曜日の公園は、家族連れでとても賑わっている。
ランニングやウォーキング、散歩の人も。
大勢の子どもたちが遊んでいる遊具の中に、物怖じもせず入っていく。
笑ったり叫んだり、駆け回ったり、実に生き生きして楽しそう。
子どもの無邪気なエネルギーには、本当に感心してしまう。

遊びに夢中ななつをなんとか帰り道へ誘うも、どんぐりを見つける度に立ち止まって拾う。
ママへのお土産なんだって。
茶色のに混じって、緑色のどんぐりを見つけて喜んでいる。
子どもの目には、宝石みたいに輝いて見えるんだろうな。
時折もらう孫たちとの時間は、新鮮で、大切なことを思い出す時間。

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