望み

雨上がりの八重桜。
春先からずっと楽しませてくれた桜も、今年はきっと見納め。
雨に傷んでしまった花たちに「今年もありがとう。来年また会おうね」と声をかける。

本当に美しいもの、魂のこもったもの、命の吹き込まれたものに触れたとき、こちらの心に震えが走る。
それはきっと、生み出す側が真に自分の魂とのつながりの中にいるから。

ああ、そうだったよ。
わたしが本当に望むのは、自分自身の魂が震えるような感動なんだ。
わたしがいたいのは、そこの場所。
生み出したいのは、そこから生まれるもの。
それが、人の心に届かないわけがない。
もう決して忘れない。

もう一度初めから、自分の心が動くもの惹かれるものを見つけるところからスタートするよ。
わたし自身をもっともっと、見つめていくよ。
大事に大事に、一歩一歩を踏みしめるように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください