夕べはこんぶの様子が気になって、何度も目が覚めた。
朝冷たくなっていたらどうしよう、っていう思いが拭えなかった。
生まれて７ヶ月、うちにきてから６ヶ月たったこんぶ。
保護され引き取ったときは、この先ちゃんと育てていけるのかと思うほど具合が悪くて。
少し弱いところもあるし、月齢の割にかなり小さいけれど、それでも元気に育ってくれていると思っていた。
いや、そう思いたかったし、願っていた。
元気に駆け回る姿やお皿がきれいになるまで食べられることに、ほっと安堵していた。
数日前から体調を崩し始め、まったくえさも食べなくなったこんぶ。
それでもまだ昨日の朝までは、チュールにも少しは興味を示したんだ。
そのあと、訴えるように泣き続け何も吐くものが無いのに吐き続けるこんぶ。
泡しか出ない。
その泡にも、どうやら血が混じってる。
たった一日でのこの衰弱ぶり。
せめて温かく居心地のいい場所に寝かせてあげたいのに、なぜか誰もいない冷たい玄関に居たがる。
あとは命をつなぐための点滴と、君の生命力だけが頼りだって。
こんぶ‼️
天真爛漫な、人懐こい天使のような君。
本物の天使になってしまうのはまだあまりに早すぎる。
お互いおばあちゃんになっても、ずっと一緒なはずだよ。
神様、どうかこんぶをお守り下さい。
