今ここを楽しむ

予定していた仕事がなくなり、丸一日時間のできた今日。
いくらでも用事はあるのだけれど。
このところ自分のエネルギーが停滞気味なのを感じていたし、わかっていながらなんとなく延ばしてきた自分に向き合う時間をしっかり作ろうと決めた。

朝の瞑想の後、ノートを広げる。
このノートは自分自身をより深く知りよりつながるために、内側を見つめて気がついたこと感じたことをひたすら記すためのもの。
思いがけず現れた本音や湧き上がってきた望みなど、ありのままの想いを綴る。
書くことを通して自分の思っていることが明確になったり俯瞰で捉えられたり、内面を見るいいツールだと思うし、とても大事な時間。

見えてきたのは自分の思い込み。
やりたいのに動けない。
動けないことへの無力感。
たくさんの概念を握り制限の中にいた。
そして気がついたということは、手放すことができるということ。
意識を変えるチャンス。
まっさらな気持ちになろう。
今ここで楽しめることをやろうと決めた。

ノートに書いたやりたいことのリストの中から、今の気分で選んでいく。
簡単にできるのになぜかやらずにいたことがいくつか。
まずはKing&Princeのライブドキュメントを観ながら、ペディキュアを塗る。
ナチュラル&オーガニックに目覚めて子育てとお菓子の仕事をしてきたわたしは、高校生のころ以来マニキュアをしたことがない。
娘に借りて、何十年か振りに爪に色をつけた。
大好きなスモーキーピンク。

それから娘に、「シンデレラガール」のダンス振り付けのレクチャーを受ける。
ずっとやりたいと思っていたのに、下手過ぎて恥ずかしいからと先延ばししていた。
難易度の高いダンスが多いキンプリの曲の中、これはかなりやさしくて誰にでもできると娘。
なのにわたしにはあまりに難しくて、相当回数を重ねないと覚えられそうもない。
娘に半分呆れられながらも一緒に笑い合って楽しかった(踊れるようになるのにどのくらいかかるんだろ)。

そのあとはいつもの御宿海岸へ。
連休最終日とはいえ9月の午後の海は人もまばらで、凪いでいた。
水温はちょうど心地良いくらい。
波乗りというほど波も無くてめちゃめちゃいい気持ち。
水の中で体も心も軽くなり、さっきの続きで歌ったり踊ったり。
目の前の楽しみの連続で、すっかり周波数が整った。
小さなことに見えるものの大きさ。
人間の限られた考えなんて、果てしない宇宙の可能性からしたらちっぽけ過ぎる。
シンプルになろう。
体で感じよう。
今ここを生きよう。

波乗り

ひと仕事終えて、御宿海岸へ。
8月も終わりの平日、午後遅くのビーチに少し前までのにぎやかさはもう無かった。
夏が過ぎようとしているのを感じる。
海水は夏の初めのころと違い、やさしい温度で心地良い。
台風の影響で波は高く、砂や海藻が混ざった水は濁っている。

昨日、この海で海水浴客が数人流されたようだ。
無事に救出されて良かったけれど、もちろん今日だって危険が無いわけじゃない。
人も少なくライフセーバーもいない海では、いつも以上に自分の身の安全は自分自身の責任だ。
少しの緊張感を持って海に入る。

わたしが海に入るのは、波に乗るのが楽しいからだ。
足が充分につく深さを確認しながら、できるだけいい波に乗れる場所を探す。
大きな波の砕ける寸前の一番高く盛り上がったところで乗れたときの、全身がふわっと持ち上げられる感じが大好きだ。
けれど自分のところに届く前に波が砕けたときは、思い切り頭から白い波をかぶることになる。
それをかぶらないように上手くジャンプしてかわせることもあるし、失敗して海中に引き摺り込まれることもある。
鼻から口から容赦なく海水を吸い込み、波にもまれ、溺れそうになったこともある。
そんなときの海の力は凄まじく、抗いようもなく、自然の姿に驚嘆する。
怖さも感じる。
あまりにも大きなものの前では何の力も無いのだと感じさせられる。

そして、それを味わってすら波乗りはやっぱり楽しい。
ただただ子どものように、単純に、無邪気に波に向かい続ける。
一人で海に話しかけ、声を上げて笑う。
空には今日も龍雲。
こんなときはいつも、龍が来てくれる気がする。
龍を呼んでみる。
手を振ってみる。

なんということのない遊びの中に、満ち足りた時間。
何も欠けるものが無い。
自分への信頼と愛。
豊かさへの感謝。
しあわせだなぁって噛み締める。

霜里農場にて

日本の有機農業の第一人者として、広く名の知られた金子美登(よしのり)さん。
国内外から集まった数多くの研修生を指導し、大きな功績を残した方。
金子さんの元を卒業した研修生たちが地域に就農し、埼玉県小川町は有機農業の町として有名になった。
有機農業に関わったり関心のある方は、ここいすみ市でもご存知の方が多い。
その美登さんが、去年突然畑で倒れ亡くなった。

もう昔々のことだけど、わたしは金子さんの研修生だった。
たまたまわたしの家はその隣町にあり、峠を越え自転車で通える距離だった。
学校という場所に意味を見出せなくなり途中で高校をやめていたわたしは、かと言って何かはっきりした目標があるわけでもなく日々を過ごしていた。
あのころのわたしがどこまで有機農業に興味があったのか、理解していたのかはわからない。
けれど何かがわたしを惹きつけ、農場へと足を運ばせたのだと思う。

美登さん友子さんご夫妻はそんなわたしを快く迎えて下さり、毎日をご家族や研修生のみなさんと一緒に農場で過ごすことになった。
金子さんの指導する有機農法は多くの関心、注目を集め、たくさんの人が日本中や海外から見学や体験に訪れ、さまざまな取材や撮影も度々行われていた。
長期研修生の多くは農業を志す20代30代の男性で、わたしは少し場違いな感じがしていた。
結局農業の道に進むことはなかったけれど、あのころに出会った食の安全や食べることと生きることのつながりが、その後のわたしの人生に多大な影響を与えてくれたと思っている。

結婚や出産の報告はしたものの、日々の忙しさを言い訳に長い間お伺いしないまま時が過ぎた。
美登さんの訃報を、わたしはだいぶ後に知った。
わたしを丸ごと受け入れて下さったご夫婦の想いがどれほどのものだったのか、それに気づいたのは大人になってずっと経ってからだ。
美登さんがお元気なうちにきちんと感謝を伝えておきたかった、伝えておくべきだったのに。

今日、わたしは何年振りかわからないくらい久しぶりに農場を訪れた。
歴史のあった当時の母屋は火事で焼け、梁の立派な素敵なおうちが建っていた。
いろいろな施設ができたり変わったところもあるけれど、風景も畑の様子も、あのころのままわたしを迎えてくれた。
友子さんは確かに年を重ねていたけれど、まるで会わない年月など無かったかのように「澄絵ちゃん!」と笑った。
可愛らしさもとてつもなくおしゃべりなところも、全然変わっていなかった。
仏様にお線香を上げ、懐かしい写真の中の美登さんにご挨拶をして、友子さんの近況を伺い、畑を案内してもらった。
50代になったわたしが、時を超えて18才のわたしに会いに行ったような、不思議な気持ちになった。

また近いうちに来よう。
友子さんがお元気でいる間に何度でも。
ハグし合い、またねの約束。

2023年夏。
埼玉県小川町下里の、霜里農場にて。
父、わたしと金子友子さん。

地球のフェスティバル

今改めて、人生における一番大事な基礎になる部分を見つめ直している。
情報や知識としては当たり前のように入っているのだけど、それを日々の暮らしの中で実践できているか、人生に役立てることができているかはまた別の話で。
意識的に生きる、意図して向かうことの大切さを実感しているところ。

気がついたのは、意識は慣れ親しんだところへ自然と向かうのだなということ。
例えば自分が変わりたい、新しい世界の扉を開けたいと思っていたとしても、長年の習慣になってきた方を無意識に選択していたりする。
しかもそれはとてもナチュラルな流れの中で起こるので、意外と気づかない。
なので常に意識的に選択すること、意図を明確にすることがとてつもなく大事。
表面ではそうしているつもりでも思い込みってとっても深くて強くて、いつのまにか思考に入ってくる。
同じようなところをぐるぐる回っている時間が長くなかなか変化を起こせなかったのは、その辺りが甘かったからだったなと。

今もう一度胸に刻み、常に意識して大切にしようと思っているふたつの言葉がある。
どちらも、意識の目覚めをサポートをしているアーティストで革命家のさっちゃん(Happyちゃん)の言葉。
ひとつ目は「源からの全肯定」。
人は意識的であるか無いかに関わらず誰もがどんなときも、源(神、宇宙)から無限で無償の愛を受けている。
どんな部分も隅から隅まですべてを。
それを忘れ、人は愛とは外から得るものだと思い求めてしまう。
けれど、愛は内側にしか無い。
基本中の基本だけど、ここをどれだけしっかりと腑に落としているかによって何もかもが違ってしまう。
これがすべての始まりであり、真理。

そしてもうひとつは「世界は自分で創る」。
すべてを自分自身が生み出し創り出しているということ。
望むことの偉大さを改めて感じている。
望むって、神のエネルギーなんだって。
創造の第一歩。
望むことを忘れ、自ら狭い檻の中に入っていることに気づくことがある。
そんなときの魔法の言葉だね。
世界は自分で創ることができる。

わたしが空龍のコミュニティで学んできたことも、このふたつの真理がベースになっている。

30年以上も前に、わたしは宇宙存在バシャールからのメッセージでこのことを知った。
その時代にはあまりにも革新的で斬新な言葉だったけれど、わたしは惹かれてならなかった。
光に向かって伸びる植物みたいにその視点を求めたし、そんな世界で生きたいと願い続けてきた。
その当時はそういう情報はまだとても少なかったし、誰かと共有するような機会もなかった。
今、世界が大きく変わったのをものすごく肌で感じている。
そういう言葉や情報はどこにでもあふれ自然に触れるくらい当たり前になったし、周りの人ともそんな会話をするのが日常になった。
地球全体がとてつもない変化の流れの中にいるのだと思うし、感じている。
宇宙から見ても、フェスティバルなんだって。
地球で起こっているこの変革が宇宙全体にとても大きな影響をもたらすんだって。
地球はそれが自由に軽やかにできる時代になったね。
目の前にある扉をひとつひとつ開けて、新しい世界にわくわくと踏み出して行くときだね。
みんなで遊びながら笑い合いながら、楽しく革命起こしていこうね♪♪♪

行ってらっしゃい!

昨日の、Brown’s Fieldの夏祭りでね。
エピソードをもうひとつ。

突然現れた男の子がね、「澄絵さん!」って手を振って近づいて来て力強く握手。
えええ?だ、誰?
それはまさかの、5年前に宮崎へUターンした椎葉くんだった。
彼は元々食にとても関心が高く、いすみでグルテンフリーのお菓子を作っていた。
わたしが主催したマルシェに出店してもらったこともある。
その後宮崎でビーガンのお弁当とグルテンフリースイーツの販売を始め、がんばっている様子を時々見ていたよ。

その椎葉くんが、たまたま一日だけいすみに立ち寄ったのだという。
誰かに会える気がしてお祭りに来たわたし、もしかして呼ばれたのかな?
なんと9月にお店も引き払ってオーストラリアへ行くんだって。
あちらはビーガンやグルテンフリー文化がとても発達しているようで、いろんなことを学び吸収することを楽しみにしているそう。
いつか宿泊できるような場所で自分の料理を出したいと。
素敵だね〜♡
いいなぁ、いつかそんな夢を叶えた椎葉くんに会いに、オーストラリアに行けたら♪

記念に並んで写真を撮ってもらったよ。
2人ともいい笑顔でしょ♡
確か椎葉くんってわたしの娘と同じくらいの年だったから、親子ショットと言ってもいいかもね。

写真を撮られるのが苦手だったわたし、以前はこんなふうにカメラの前で笑うこともできなかったな。
いろんなチャレンジを繰り返して、きっとわたしの中でたくさんのことに許可ができたんだろうね。
そしてこれからもずっとずっと、ありのままの自分を愛して許していくんだってわかっているから、未来には楽しみしかないよね♡

またね、椎葉くん、行ってらっしゃい!
わたしもがんばるよ(*^^*)

夏祭りに行ったよ♪

暑い暑い日曜日の午後、いすみのイベントをはしご。
まずは大好きなFlower&Herb Broom香房さんの、夏のかごかごまつりへ。
沼のほとりのハーブガーデンは心地良い風が吹き抜けて。
おしゃれなかごがたくさん並ぶ中、布張りの小さな四角いかごに決まり♡

それからBrown’s Fieldの夏祭りへ。
出店しているお友だちにご挨拶して回り、あちらこちらでお友だちを見つけておしゃべりしたり、たまたま今日だけいすみに来てもうすぐオーストラリアに旅立つ友人に奇跡的に会えたり、ご出産のお祝いを伝えながら赤ちゃんを抱っこさせてもらったり、明日ふるさとへ帰る友人とずっと約束していたお話がやっとできたり、房総空龍会のこれからの展望をメンバーとお話したり。
そして盆踊りも2曲踊ったよ♪

濃厚で楽しい時間でした♡

空龍フェスのために買った、アイボリーのフリルのワンピースを着て行ったんだけどね。
自分の年齢とか人目とかを気にしてたら、こんな服って着れないじゃない?
だけど自分のことを知れば知るほど、わたしって少女趣味だし、可愛いものに惹かれるんだよね。
それでね、自分を生きようと思ったら、やっぱり好きを追求していくしかないってわかったんだよね。
だから、もう可愛いに振り切ろうと思うんだ。
今日はたくさんの人に「可愛い」って言われたんだけどね、それは自分が自分に可愛くてもいいよって許したからなんだよね♡
えへっ♡♡♡
これからはもっともっと、可愛さもわたしらしさも、全開で行くよ❣️

まだまだ自撮りに慣れていないから、気がついたら逆光だったみたい。
全身じゃなくて残念。
自撮りも上手になりた〜い!

海遊び

もうすぐ4才になる女の子と、1才7ヶ月の男の子。
2人の孫たちが、可愛さ真っ盛り。
成長とともに消えゆくからこその、一瞬の言葉やしぐさのきらめき。
肌や髪は信じられないくらい綺麗だし、何もかもすべてが愛らしい。
時々怪獣みたいになるけれど、それも含めて天使みたいにおばあちゃんには見えている。
子どもの無垢さ、純粋さ、素直さ、ありのままさに心を打たれる。
わたしにとっては在り方の先生。

ここまで元気に健やかに育ててきた娘と娘の旦那さんに、感謝の想いでいっぱい。
のびのび大きくなあれ♡♡♡

お参り

ゆふぞらさんに納品した後少し時間があったので、国吉神社と出雲大社へ参拝に寄って来ました。

 

だあれもいない、真夏の日中の境内。
そんなに熱心にお参りする方では無いので、神社へ行くのは初詣の他はたまに気が向いたときくらいだった。
一人で静かに手を合わせ祈る。
見守られ導かれていることに感謝。
内側につながる感じが心地良い。
ほんの一瞬の、瞑想みたい。
木陰は涼しく気持ち良くて、蝉の声だけがにぎやかで。
いい時間だったな。
これからはたくさんお参りに行こう。

房総空龍会

去年の春にスタートした、数秘を通して自分らしさを輝かせて生きることを学び合ってきた空龍コミュニティ。
その集大成として開かれた魂の祭典空龍フェスを終え、もうすぐ終了の日を迎える。
生まれる前に自分で描いてきた魂のデザインをもとに、自分の持つ特性、資質、才能を知り、より自分らしくより豊かに自由に生きることに向き合ってきた。

空龍に出会い、より深く自分を理解し、愛することができるようになった。
苦手なことや怖いことにチャレンジすることで壁を越えたり、幻想から抜け出したりもしてきた。
日本中世界中にいる3000人もの仲間たちと、同じ想いでつながっていると感じることもできた。
何より、るみさんとおるさんの見せてくれる世界はいつも愛と喜びがいっぱいにあふれていた。
その空龍が終わってしまうのが、寂しくて。

ところが、るみさんに新しいビジョンが見えたのだという。
空龍は続いていくのだと。
一旦区切りをつけ、それぞれがそれぞれの場所でそれぞれのやり方で、今まで空龍で学んできたことを深め、周りに分かち合っていくことでさらにエネルギーを大きくしていくのだと。
そしてまたいつか時がきたら再会しようって。
ああなんて素晴らしいんだろう。
わたしたちのコミュニティも学びも続いていく。
そしてわたしもここで得たことを、わたしなりに世界に分かち合っていくんだ。
それは本当に本当にわたしのやりたいこと、望むことだ。

空龍フェスをきっかけに、思いがけずすぐ身近なところにメンバーがいたことを知った。
おちちやのクッキーの原料となる自然栽培玄米を育てて下さる、つるかめ農園の修子ちゃん。
そして一宮のまりちゃん。
わたしも入れて3名で、初めてのお茶会。
そして房総空龍会を立ち上げたよ♪
まだ知らないところにこっそりとメンバーがいるかもしれないし、今はまだ入ってはいなくても、こういうことに興味を持って話を聞きたい人もいるかもしれない。
だからこれからも楽しくゆるゆるとつながって、輪を広げていこうということになりました(*^^*)

もしも房総在住の空龍のメンバーの方、またはご興味のある方いらっしゃいましたら。
ぜひわたしたちの輪に入って下さいね♡
一緒に楽しく歩んでいきましょう!