空龍フェスへの道

空龍フェスへの道。

生まれるときに描いてきた魂の地図を知ろう、本当の自分を生きようと集まった数秘を学ぶコミュニティ、空龍。
自分を解放し扉を開けてきたみんなの魂の祭典、空龍フェスが明日25日に開催される。
世界中からメンバーが集合して、大きなエネルギーの渦を作る。

わたしはブース出店の部門に参加。
大勢の応募の中から選ばれたときは飛び上がって喜んだけど、そこに向かう道はたまチャレ(魂を成長させるためのチャレンジ)の連続だった。
出店者へのサプライズプレゼントとして贈られたのが、るみさん、とおるさん、アイキン、エネルギーを使ってビジネスをしている3名のスペシャルコンサル。
わたしに響いたことをまとめると、takeよりgiveの精神、商品には徹底的にこだわること、自分がお客さんだとしたらの目線。
そして数秘3の人へのアドバイスとして、自分を解放させるくらい思い切りファッションで遊ぶこと。
これを全部実践しようと決めた。

今回、おちちやは玄米&オートミールクッキーを販売する。
6種類の単品と、3種が入ったギフトBOX。
ひたすら作り、包装する。
何度も何度も材料を買い足す。
魂込めて生み出した自慢のクッキーが、たくさんの方に出会えるように。
そして衝撃的大ニュース。
このクッキーに使用する自然栽培玄米を作っているつるかめ農園の修子さんも、なんと空龍ファミリーだった👀!
このクッキーが生まれたのも、偶然ではなかったということだね。

毎日が選択の連続。
そこへ壁が立ちはだかる。
おちちやを経済的にちゃんと回していくことが、ずっと課題だった。
材料にはこだわりたい。
手間も時間もかかる。
少量生産で原価が高いので、なかなか利益にならない。
まして今まで作ってきたお菓子たちをほぼ手放して新しい仕事を始めたのだから、研究や試作、設備にお金がかかる。
入ってくるより出ていく方ばかりが増えている状況。
本当にいいものを選びたい、こだわりたいという想いと、資金面での困難。
ここをどう超えて行くのか。

前から作ろうと思っていた名刺も、この機会に作ることに。
ネットで安い名刺も作れるだろうけど、とにかくこだわることが最優先。
以前からお世話になっている地元の印刷屋さんに依頼することにした。
何度も校正をして最終的に印刷をお願いした後に、アイディアが降りた。
すでに印刷してしまった後だと言う。
さあ、どうする?
出来上がったもので良いとするか、新しいアイディアを使うのか。
新しい方を選ぶとすれば、出来上がった名刺を捨ててさらに料金を払うことになる。
さすがに迷う。
お金があるわけでもない。
だけど、ずっとその言葉が聞こえている。
「自分の納得いくものを」
そしてハートでは、答えは決まっている。
新しいアイディアは、ベースの色をピンクにするというものだった。
今までのナチュラル感のある生成り色から、ときめきのピンクへ。
出来上がりの画像を見て、涙が出そうになる。
これが正解だったのだとわかる。

おちちやの看板も、作り直すことに。
木の板をペンキで塗っていく。
乾いたらまた塗るを繰り返す。
ここでも選択を迫られる。
最初に描いた絵は思うようにならなくて、気に入らない。
このまま行くのか描き直すのか。
もう一度ペンキを塗り直して、描き直すことに決める。
今度は絵の具の色。
アクリル絵の具のためか、水彩のように綺麗な色にならない。
それでもあきらめない。
何度も色を作る。
失敗したら、乾かしてまた塗り直す。
そして出来上がった看板。
やっぱり子どものお絵描きみたいになったけど、精一杯やったのでまあ合格。

それに衣装探し。
遊び心があって、ときめくものを。
検索の毎日。
今回欲しいと思ったのが、花冠。
あれをかぶって、花の妖精みたいな雰囲気でお店に立つイメージにときめく。
いろいろな花冠があるけれど、本当に素敵だと思うものになかなか出会わない。
それでも探し続ける。
造花ではなく、野の花風のドライフラワーを使った可愛らしいものを見つけた。
作家さんが心を込めて作った作品らしく、丁寧なお手紙が添えられて届いた。

一致するとは、こういうことなんだな。
すべての選択をそうやっていく。
もちろんいろいろな状況の中ですべてが叶うとは限らないのだけれど、最善を尽くしてそこに近づけていく。
心地良さを探していく。
納得できるまで選び続ける。
それが自分を生きるということなんだね。
そうやって何度も自分に聞きながら、一致するところを見つけながら進んできた。
そしてついに、明日フェス当日を迎える。

見て♪
クッキーのギフトBOXがいっぱい♡
今日は会場の東京ビッグサイトへ搬入、設置。
いよいよだよ!
行ってきます❣️

いちご摘み🍓

いすみ市の、生きる伝説みたいなこだわり農家R工房さん。
今年もいちごの季節がやってきました。
とっても貴重な、品種改良されていない小粒でぎゅっと味の濃いいちご🍓
中まで真っ赤で香りと酸味が楽しめるので、焼き菓子やジャムには最高なの。
おひさまいっぱい浴びた路地の自然栽培。
おちちやでは、もう10数年このいちごを使わせていただいています。
奇跡のいちごと呼びたいくらい♡

今年最初のいちご摘み。
畝の間にしゃがんで、赤く熟れた実が小さな白いいちごに混じっているのを探しながら。
周りでは小麦や大麦の畑、木々の葉、バラやコリアンダーの花が、5月のそよ風に揺れて。
なんとも心地良く平和なひととき。

ボウルに山盛り2つ分のいちごを摘みました。
とっても贅沢な気分。
これがジャムやケーキになりますよ〜♪
楽しみにしていて下さいね♡

今年もよろしくお願いします。

ご挨拶が大変遅くなりました。
あけましておめでとうございます。
今年もみなさまにとって愛と喜びあふれる素晴らしい一年になりますように✨✨

新しい年が明け、おちちやもまた新たな気持ちでのスタートです。
この3月で21周年、22年目を迎えるおちちやです。
長い間続けてきた小麦粉を使ったスイーツとパンの製造を終え、昨年はお弁当屋さんを始めることができました。
グルテンフリーのスイーツも、やっと少しずつ形が見えてきたように思います。
まだまだすべてが手探りですが、一歩一歩踏み締め味わいながら、歩んで行きたいと思っています。

今年のスタートに向けて思っているのは、自分自身が本当に納得のいく自信のある商品を作ること。
これが何よりも大事なことだと改めて思います。
そのために、できることをしっかりとやっていく。
表には現れない部分で、時間と手間を惜しまず、大切にするべきところはたくさんあります。
それをやるための余裕をちゃんと作ること。

スタートはしたものの、おちちやのお弁当もグルテンフリースイーツも、まだまだ生まれたばかり。
育てていくのはこれからです。
たくさんの方に知っていただきたい思いはもちろんですが、まずは数より、本当に欲しいと思って下さる方にお届けしたいというのが一番の願い。
今年はイベントやマルシェに出店したり、通信販売などでみなさんにお手に取っていただく機会を増やしていきたいと思っています。

歩みはゆっくりですが、うさぎのようにぴょん!と跳ねていけるような一年にしたいと思います。
今年もおちちやをよろしくお願いします♡

お料理教室

房総の山並みを見渡す、鋸南町のるんたさんのおうちにて。
お友だちののりちゃんと、お料理のプライベートレッスン。
先生は、マクロビオティックの世界で長い間ご活躍されているみほさん。
大自然の中の心地良いキッチンで、素朴ながら滋味あふれるお料理を習う。
自身の体の変化をきっかけに食に目覚め、おうちでも家族のために作りたいというのりちゃん。
昔から自然食に興味を持ち、長年独学のお料理を続けてきたわたし。
それぞれのスタンスで、流れるように導かれてこのお教室に。

みほさんの作る野菜と穀物が中心のお料理は、驚くほどのシンプルさ。
そしてアレンジは無限。
わたしなりにやってきたお料理を、一から確認しながら、新しい知識も技術も学んでいく。
そのことがとても新鮮で楽しい♪

この日作ったのは、里芋としめじの炊き込みごはん、もち粟入り野菜スープ、ひえとかぼちゃの炊き合わせとそのコロッケ、さつまいもの梅煮。
揚げ物ついでにささっと揚げた天ぷらと、作り置きの漬物も添えてなんとも豪華なお昼ごはんに。

作り方はとても簡単で、味付けはほとんど塩と醤油のみ。
なのに、しみじみおいしくて♡
お料理ってどんどん足していくことが多いと思うけど、この極限までの無駄の無さがこれほど魅力的だなんて。
本当に奥深くて面白いなぁ〜。

大好きなのりちゃんと2人で通い、自分のお料理を磨いていけるのだということが本当に楽しみ♪♪♪
これからの自分とおちちやの世界が、力強く広がっていくような感覚。
この機会を作ってくれたのりちゃんとみほさん、そして選んだわたしに感謝♡♡♡

お弁当を作っています。

お弁当のご注文をいただきました(*^^*)
おちちやのお弁当屋さんデビューを、とても楽しみにしていて下さったお友だちです♪
ご自身の開催するワークショップに合わせて、参加するみなさんと一緒にご注文下さいました。
ああ、なんてうれしい♡♡♡
新米のわたしの作るお弁当を、楽しみにしてくれる人がいる…。
感謝と感激が、静かに込み上げてきます。 
喜んでもらえるものを作りたい。
頼んで良かったと思ってもらえるものをお届けしたい。
そんな想いで、一日中台所に立っています。

夏の素材が、だいぶ出回ってきました。
色合いもカラフルに♪
味付けもスパイスを使ったり辛いものを入れたり、さっぱりと酸味を効かせたり。
夏のお弁当らしい工夫をしています。

採れたての無農薬にんじんが、直売所にたくさん並んでいてうきうき♡
細く刻んで、キャロットラペを仕込みました。
明日お弁当に入れる前に、庭のパセリを摘んで入れようと思います。

おちちやのお弁当が、食べてくれる人にひとときのしあわせをお届けできますように。
その願いを込めて、お作りしています♡

お米スイーツ、研究中

今年に入ってから、お休みをいただいているおちちやスイーツ。
あれこれと試作、研究を続けています。
しばらくの間お弁当に集中していたので中断していたスイーツ研究も、やっと再開。
やっぱりお菓子作りは楽し〜い♡
ごはんを作るときとはまた違う、ときめき💓があります。
少しずつですが、お米の性質と扱いにも慣れてきました。
小麦粉とはまったく違ったおいしさと魅力に、すっかりはまっています(*^^*)

今日焼いたのは、アーモンド粉たっぷりのリッチなさくさくクッキー。
チャイときなこの2種。
おいしいのが作れるとすぐに売り出したい気持ちがうずうずしちゃうけど、もっともっと研究を深めて、これこそがおちちやのお米スイーツだというものを表わしたい。
だからまだまだ道のりは長いと思うけれど、歩いている今の旅路そのものを楽しみます♪
みんながびっくりしちゃうくらいおいしいお菓子を生み出したい❣️
楽しみに待っててね♡

いよいよスタートです。

おちちやのお弁当。
今日はスタート前の最後の調整、という気持ちで向かいました。
何度も何度も試作を繰り返し、たくさんの方にご試食、モニターをお願いしてご意見を伺い。
なかなか思うようなものが作れない自分に、ちょっぴり失望したこともありました。
早く形にしなければ、と気持ちが焦ったこともありました。
そんなひとつひとつの想いに向き合い、自分を励まし、夢を描きながら。
一歩一歩、進んできました。
自分の中で、これでやってみようと思えるところまで来れたように思います。

「土と風のお弁当」

土に生まれ、風に育まれ。
素材のいのちを丸ごといただくお弁当。
おかあさんのおちちのように、いのちをはぐくむごはん。

地元いすみ市または周辺地域で栽培された、自然栽培のお米と旬の新鮮な野菜たち。
豆や雑穀、乾物など栄養豊富で滋味あふれる植物性の素材たち。

季節の味と香りを、まあるいわっぱに詰めました。

本日のお品書き
・15穀入り白米ごはん
・もちきびと新じゃがのコロッケ
・ひよこ豆のファラフェル
・きんぴらごぼう
・ぴり辛糸こんにゃく
・キャロットラペ
・キャベツときゅうりの浅漬け
・白花豆甘煮
・カリフラワーのカレーピクルス
・ラディッシュ塩麹和え
・きゃらぶき
・玉ねぎ味噌
・アスパラ塩茹で
・スナップえんどう
・金胡麻塩

もうすぐ、スタートです。
ドキドキです💓
どうかどうか、おちちやの想いを込めたお弁当が、たくさんの人の喜びとなりますように♡

もうすぐ誕生します。

お弁当を作ることに向き合ってきた、この数ヶ月。
いろいろなことがあり、いろいろな想いがありました。
お弁当屋さんを目指していなければ出会わなかった自分を、見つけていく時間でもありました。

とにかくいよいよもう、始めてみようと決めたそのとき。
はっきりと明確に、おちちやのお弁当のビジョンが見えたのです。
まるで一本の光の道が現れたかのように。

ずっとずっと昔から、自分が食べるものを自分の手で育てたいという望みがありました。
(10代のころ、有機農家さんの研修に通っていました)
農家にまではならなくとも、家族の食べる野菜を育てる畑は持ちたいと。
何度も何度もトライはしてきたのですが、子育てや仕事でなかなか時間がとれない上、ひたすら草取りに追われてしまい断念することが多かったのです。
去年から再び、小さな小さな畑を耕し始めました。
家庭菜園としても可愛すぎるくらいの畑です。
でもまずは、ここから。
ここで芽を出し育つ植物たちが、わたしのお弁当を彩る日が来ることを夢見て。

「土と風のお弁当」
こんな名前が浮かんできて。

地元いすみ市または周辺地域で栽培された、自然栽培のお米と旬の新鮮な野菜たち。
豆や雑穀、乾物など栄養豊富で滋味あふれる植物性の素材たち。

土に生まれ、風に育まれ。
素材のいのちを丸ごといただくお弁当。
おかあさんのおちちのように、いのちをはぐくむごはん。

もうすぐ誕生します。

望み

雨上がりの八重桜。
春先からずっと楽しませてくれた桜も、今年はきっと見納め。
雨に傷んでしまった花たちに「今年もありがとう。来年また会おうね」と声をかける。

本当に美しいもの、魂のこもったもの、命の吹き込まれたものに触れたとき、こちらの心に震えが走る。
それはきっと、生み出す側が真に自分の魂とのつながりの中にいるから。

ああ、そうだったよ。
わたしが本当に望むのは、自分自身の魂が震えるような感動なんだ。
わたしがいたいのは、そこの場所。
生み出したいのは、そこから生まれるもの。
それが、人の心に届かないわけがない。
もう決して忘れない。

もう一度初めから、自分の心が動くもの惹かれるものを見つけるところからスタートするよ。
わたし自身をもっともっと、見つめていくよ。
大事に大事に、一歩一歩を踏みしめるように。

今を

長い間の構想から、試作、そしてご試食をお願いしたお弁当。
やっと形にできたと思っていた。
でも、まだだった。
まだまだ、思い描くものには届いていなかった。
それで、ちょっぴり凹んでいた。
自信も少しだけ失くしていた。

そんなわたしを見て、夫が言った。
「初めてのことなんだから、すぐに上手くいかなくても当然だよ。
納得いくものができるまで、時間をかけてやればいい」
そうだね、ありがとう。
わたし、少し急いでいたかも。
早く形にしたい、しないと、ってどこか自分をせかしていたのかもしれない。

気分を変えたくて。
庭の草取りをしたり、落ち葉を掃いたり、寄せ植えに水をあげたり。
アロマの香りのお風呂に入ったり。
草むらに咲いている小さな花を見つけたり。
おひさまの光を浴びて深呼吸したり。

家の近くの八重桜。
ちょうどぴったり満開。
美しくて美しくて。
あまりにも、美しくて。
言葉にできないくらい。
涙が込み上げて。
ありがとう、ありがとう。
わたしもっともっと、今を、この瞬間を味わって感じて、楽しんで生きるよ。
もっともっと、自分のときめきやひらめきを大切にするよ。

今日、作ったお米のマフィン。
こちらも日々研究中。
きっといつか、素晴らしいと思えるようなお弁当もお菓子も生み出せる日が来ると信じて進むよ。