26日は、鹿カフェにて最後の営業日でした。
4月末のone day cafeに始まり、それからちょうど半年間。
長い間自宅の古民家で営業してきたカフェを閉めてから数年。
いつかまたお店を開いてみたいとどこかで思っていた願いを叶えてくれたのが、鹿カフェとの出会いでした。
オーナーさんご夫妻、カレー屋さんとして愛されてきたshanti kutiのさとりちゃん。
温かく迎えて下さり、わたしの第2のカフェのある生活がスタートしました。
他所のキッチンを使っての久しぶりのカフェ営業は、慣れるのに時間もかかりました。
ただでさえスローペースで要領がいいとは言えないわたし。
最初は大変なことを始めてしまったかも、と正直思ったこともありました。
いらして下さるお客さまがまだ少なくて用意した食事もデザートもたくさん残ってしまい、先が不安になることもありました。
それでも続けてこれたのは、たくさんのお客さまとの出会いと心の通う温かい時間を持つことができたから。
いつも心にあったのは、一期一会という想い。
何度もいらして下さる方も、初めて迎える方もみんな、今この瞬間がかけがえのないひとときなのだと思ってきました。
自分のお店で迎えることができる。
自分の作る料理やお菓子、飲み物でおもてなしができる。
自分の用意する場所で、くつろぎ楽しんでもらうことができる。
それがわたしにはとても大きな喜びでも楽しみでもあり、自分の世界が広がるのを感じていました。
カフェ営業が終わると知らされてから、最後の日を迎えるまではあっという間でした。
まだまだカフェの喜びを味わいたかったわたしには、寂しさも残念な気持ちもありました。
でもこういう流れが来たのなら、それにはきっと意味がある。
今はまだ見えなくてもこの先につながる道が必ずある、と思いました。
それに形は変わっても、これからも鹿カフェとの関係はずっと続いていくと思うので。
さよならではなく、またね。
最後の日は今まで来たいと思って来れなかった人、もう一度来たいと思ってくれた人もいらして下さり、とても賑やかに閉店の時間を迎えました。
そのとき一緒にいたのは毎週必ず来て下さった常連さんと、おちちやを初期のころからずっと支えて下さったご近所の仲良しファミリー。
そして写真家のヨッシーが、その瞬間を写真に収めてくれました。
たくさんの素敵な写真を撮ってくれたヨッシー、本当にありがとう♡
奇跡のような時間が、写真として残してもらえるなんて…
とてもしあわせだったわたしの6ヶ月の鹿カフェでの日々が幕を閉じました。
オーナーさん、さとりちゃん、そしていらして下さったすべての方に、心から感謝しています。
どうもありがとうございました♡♡♡♡♡
おちちやはこれからもずっと続きますので、またどこかでお会いしましょうね(*^^*)