3連休、台風とともに、嵐のような孫たちがやって来た。
みんなを迎えるためにきれいに整えられた部屋は、あっという間におもちゃやら絵本やら色鉛筆やらで埋まる。
危険を察知した猫のおかかは、ちびっこには届かないキャットタワーの上へ避難。
次から次へと何にでも興味を持つおしゃべり3才児なつと、ずり這いができるようになった9ヶ月のかい。
なつはもうおばあちゃんちのどこに何があるかも覚えていて、あちこちからいろんなものを引っ張り出してくる。
かいはまだおばあちゃんの顔も覚えていないけれど、にこにこ笑い返してくれる。
が、おじいちゃんを見て泣く。
子どもたちを見ていると、驚くことばかり❗️
なつもかいも、全身全霊で気持ちを表現する。
湧き上がるまま、感じるままに、溢れ出すように。
そのエネルギーはときに爆発的なまでのパワフルさ。
ただただ、感心してしまう。
なんと自由に、ありのままの自分を許しているんだろう。
そして、溢れるほどに全身で愛し、愛されようとする。
自分の存在を全肯定し、すべての素晴らしいものを受け取れることを信頼し切っている。
人の、本来の純粋な在り方を見せてもらっているみたいな気がして、心の中で感嘆していたよ。
おばあちゃんには、あまりにも無邪気なその姿が愛らしくて、微笑ましくてならない。
おばあちゃん大好き❤️を、いつもまっすぐにぶつけてくるなつ。
帰る時間が近づいていることを悟って、涙が枯れるんじゃないかと思うくらいの号泣。
なつにとっては、今この瞬間がすべてなんだな。
ぎゅう〜っと抱きしめて、撫でて、おばあちゃんからの愛を伝える。
お土産代わりのピカチュウの折り紙を握り、泣きながら手を振ってお別れ。
子どもって、神さまにとても近いところにいるんだな。
比喩では無く、真の意味で天使そのもの。
わたしにとっては、在り方を見せてくれるお手本。
存在する、生きている、ただそれだけでこんなにも尊い。