大冒険、そして神様のギフト

ああ怖かった。
めちゃめちゃ怖かったよ〜っ‼️
魂のチャレンジ(魂チャレ)の続き。
木更津のホテル三日月からの帰り道。
もう日は暮れて、夕闇から夜へ。
来るときホテルまでの道で迷子になったこと、体験したことのない大きな道路や交差点にドキドキだったこと、あわや事故になっていたかもしれない恐怖を味わったこと。
そのときの怖さと帰りの不安が、せっかく推しに会いに来ているのに、大盤解説会に参加している間もずっと忘れられなかった。

そしてついに帰るときが来て。
神様、どうかわたしが無事におうちに帰れるまでお見守り下さい、とお願いして出発。
ホテルを出るとき駐車場の料金所でお金を払うことさえもたついて、後ろに列ができる。
表の通りに出る前の田んぼの中の細い道を、また間違える。
そして大通り。
交差点。
神様神様❗️と、大丈夫大丈夫❗️を交互に言い続け、自分を励ます。
なんとか無事に市街地を抜けほっとしたのも束の間、今度は真っ暗な山道。
車のライトが照らす数m先以外何も見えない、くねくねの峠道がひたすら続く。
怖くてスピードも出せないので、後ろにいくつものライトがつながっているのが見える。
けど、焦らないで。
緊張と恐怖の連続。
神様がちゃんと守ってくれること、そして自分自身を信じるしかない。
こんなに大冒険になるなんて、思っていなかった!

予想の10倍くらいのチャレンジ。
だけどその分用意されたギフトも10倍、いやそれ以上だった。
対局が最終盤を迎え藤井くんの勝利が近づいたとき、やっともうすぐ本当に会えるという実感が湧いてきて胸が高鳴った。
観客の拍手喝采の中、終局。
タイトル防衛に向け大事な一戦を勝つことができて良かった、ほっ(*^^*)
大盤解説会が開かれていた広間の後ろ端の方にわたしの席があり、そこからだと舞台は結構遠かった。
ついに推しに会えるのに、これじゃ顔もよく見えないし、写真もちゃんとは撮れないな…と残念に思っていた。
そのとき。
ああ神様は、なんて粋なお計らいをなさるのだろう。
わたしの近くの、後ろの扉から藤井くんが…👀❣️❣️
まさかの展開に、心が跳ね上がる。
舞台で挨拶。
わぁ〜っ、今生のお姿を見ながら生のお声を聞いている♡♡♡
夢中でシャッターを切る。
そして…舞台から降りて、まっすぐにこちらへ。
わたしからほんの数mのところで止まり、くるりと回ってお辞儀をして部屋を出て行った。
もしか他に誰もいなかったら目と目を合わせてお話できるくらいの距離に、憧れの人が❤️

終わってロビーからプールサイドへ出ると、空が夕焼けから夕闇へと移り変わる、美しい風景が広がっていた。
海と、月と、富士山と、夜景と。
こんな景色が見られることも、まったく予期していなかった。
これは今日一日のチャレンジの、大きな大きなおまけの贈り物だ。

同じ県内にちょっと遊びに行くだけの、チャレンジとも言えないくらいの出来事。
こんなに怖がるなんて、楽々運転ができる人にはおかしな話に聞こえるかもしれない。
だけど方向音痴ですぐに迷子になる運転経験の浅いわたしには、そして今まで自分のために遊ぶ機会を作ることをしてこなかったわたしには、なかなかの挑戦だった。
きっといつかまたこういう機会がくるとき、今度はもう少しチャレンジも大きくなるのかもしれない。
そうやって少しずつ少しずつ、人は世界を広げていくのだろう。
わたしも、もっと大きな広い世界を見てみたい。
そのためにはやっぱり、日々の小さなチャレンジの積み重ねなんだと思う。

今日一日よくがんばったね、わたしの心臓。
本当に本当におつかれさま、ありがとう♡

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